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女の気持ち

ラブレター 大阪市西淀川区・榎本圭子(主婦・60歳)

 89歳の父は4年ほど前に急に足が衰え、その後、軽い脳梗塞(こうそく)で箸が持てなくなった。昨年、腎う炎で入院したときには全く起き上がることができなくなっていた。

 今の施設に入って3カ月が過ぎた頃、新型コロナウイルスの感染予防で家族の面会ができなくなった。面会といっても、週に1度の割合で様子を見にいき、さっさと帰っていたのだが、駅から遠くて不便を感じていたので、大義名分を得て正直、ホッとした。

 そんなとき、母から「突然、誰も来なくなって不安がっているだろうから、手紙を書いてほしい」と頼まれた。「いいよ」と安請け合いしたが、そもそも父に手紙を書いたことがなく、何を書けばいいのかと思ったが、「内容より回数だわ」と、毎日適当に書いて投函(とうかん)した。

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