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美食地質学入門

第25講 シジミ 山陰の歴史豊かに深く

(手前から時計回りに)シジミの酒蒸し、玉締め、かき揚げ、シジミご飯=大阪市阿倍野区で2020年3月10日、小松雄介撮影

 この連載も3年目に入るが、山陰地方はまだ登場していない。山陰を語る食材は……ありました。シジミだ。小さな貝から見えてくる山陰の成り立ちとは?

 ■東郷池産は大きい!

 今回のシジミは、宍道湖(松江市、島根県出雲市)ではなく、東郷池(鳥取県湯梨浜町)産。一目見て、その大きさにびっくり。普通のシジミの2~3倍、2~3センチもあって、こんなシジミは見たことない。

 鳥取県栽培漁業センターによると、最盛期の1999年は約300トン、約3億円の漁獲高があったが、2年後には約50トンまで激減した。東郷池は、橋津川で日本海とつながっている汽水池で、川の水門で海水の流量を調整しているが、水門を閉鎖したため塩分濃度が低下したのが原因という。

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