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地上450メートル、時は速く進んだ 東大チーム「100兆分の5秒」実証

改良中の光格子時計と香取秀俊・東京大教授=東京都文京区の東大工学部で2020年4月3日、荒木涼子撮影

 東京大などの研究チームは、重力が小さいほど時間の進み方が速くなるという、物理学者アインシュタインが予言した一般相対性理論の現象を、東京スカイツリー(東京都墨田区)で実証した。1秒未満を18桁まで計れる超高精度で、持ち運びができる「光格子時計」を開発。地上と高さ450メートルの展望台では、展望台の方が1秒当たり100兆分の5秒程度、速く進んでいたことを確認した。

 実証したのは、香取秀俊・東大教授(量子エレクトロニクス)ら。微小粒子の「量子」を使って時間を計る光格子時計は、300億年に1秒しかずれないほど正確で、「1秒」の長さを定義する次世代の時計の候補とされている。香取教授が2001年に概念を発表し、ノーベル物理学賞受賞の呼び声が高い。これまでは設置する際、20平方メートルの研究室の大半を占めるほどの大きさが必要だった。

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