安倍晋三首相は7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令したことを受け、首相官邸で記者会見し、国民に向けて理由を説明した。主な発言は以下の通り。
<冒頭発言>
この過酷なウイルスとの闘いにおいて、確かな技術と、高い使命感を持った医療従事者の存在は、私たちを勇気づけてくれる。感染リスクと背中合わせの厳しい状況も恐れず、ベストを尽くす皆さんを支えるため、できることは全てやりたい。医療現場を守るため、あらゆる手を尽くす。感染予防に欠かせない医療物資について国内での増産を進めていく。電機メーカーなど異業種の力も借りながら、さらに提供体制を強化する。
軽症者や症状のない感染者は、医療機関ではなく宿泊施設などで療養いただくことで、医療機関の負担を軽減する。ホテルチェーンに協力をいただき、関東で1万室、関西で3000室を確保した。日本財団も臨時の施設建設を進めている。これらを活用し、医療支援を重症者対応に振り向けることで、病院の機能維持を図る。
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