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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『米の日本史』佐藤洋一郎・著

◆『米の日本史 稲作伝来、軍事物資から和食文化まで』佐藤洋一郎・著(中公新書/税別980円)

 玄米は体にいいよ、と、度々薦められてきたものの、炊く前の浸水時間を長くとらないといけないのが面倒な上、そもそも白米の味のほうが好みなので、受け流しつつやってきた。漠然と、昔はみんな玄米を食べていたのだろう、とは思っていた。しかしそうではないのだと、新しい稲作の歴史書『米の日本史』で知る。

 精米の道具としての臼が改良され、玄米という状態に米を留め置くことができるようになったのは、300年と少し前。「玄米にしたことで、太古の時代からの搗米に比べて保存性が高まったことだろう」とある。それ以前は玄米と白米のあいだの米を食べていたはずだと、佐藤洋一郎さんは書いている。

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