メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

なるほど脳

パーキンソン病のはじまり=中村克樹 /愛知

 パーキンソン病という名前は聞いたことがありますよね。アルツハイマー病に次いで多い神経変性疾患(徐々に進行していく脳の病気)です。脳の中で、黒質のドーパミン細胞が死んだり、レビー小体というものができたりします。2017(平成29)年の厚生労働省の統計によれば、患者数は16万人を超えています。

 素早く動けない(運動緩慢)▽歩くときに最初の一歩が出にくくなる(すくみ足)▽ちょこちょこ小股で歩く▽じっとしているときでも手などが震える(振戦)▽肩、膝、指などの筋肉が硬くなって動かしにくくなる(筋強剛)▽体のバランスが取りにくく斜めに傾いたりする(姿勢保持障害)――などの症状が特徴です。無表情になり、よく転んだりもします。

 こうした特徴から長い間、パーキンソン病は運動がうまくできなくなる脳の病気だと考えられてきました。その後詳しく調べると、多くの患者でうつや認知症を伴うことも分かり、認知機能にも障害があることが分かってきました。さらに最近は、診断前にいくつかの症状が出ることも分かっています。匂いを感じにくい▽立ちくらみが起きやすい▽性機能の障害が出る――などです。また、患者の多くが診断される数年前から便秘になるそう…

この記事は有料記事です。

残り891文字(全文1401文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 小学校でクラスター発生か クラスメート5人感染 北九州・新型コロナ「第2波」

  2. 「ウイルスある程度まん延」専門家が読む北九州の現状 他都市も再燃警戒

  3. まさにアリの一穴…「ツイッター世論」は、なぜ、安倍政権を動かせたのか

  4. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

  5. アベノマスク8億円検品、穴だらけ 不良発覚後の契約、消えた瑕疵担保責任…

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです