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科学の森

CTやMRI、精細に画像診断 技術が飛躍的に向上、診断件数増

 医療現場で身近なコンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像化装置(MRI)などの画像診断技術は、病気の特定や治療法の選択に欠かせない。体内の異常を映し出す「撮像」の仕組みはどんなものなのだろうか。近年は死因究明への活用も模索されている。

 モニターに映るCT画像をマウスでクリックしながら、組織異常の有無や広がり、石灰化などの状態をあらゆる角度から確認し、それを基に病気を診断する。こうした画像診断を、東京大病院の放射線科医、五ノ井渉助教は他病院からの依頼分も含めて年間数万件受け持つ。「見るべき画像は格段に増えた。2~3ミリの病変さえも見つけられるようになった」。CTやMRIの進歩に伴い、ここ10年ほどで診断件数は1・3倍以上、1検査当たりの撮像枚数は数百~数千枚と2倍以上に増えた。

 画像診断で最も一般的なのはレントゲン(X線)撮影だ。歴史は古く、原理は19世紀末に発見された。比較的安く持ち運べる利点から、今も健康診断や経過観察で使われる。近年はCTやMRIをはじめ、超音波や内視鏡検査、放射性物質を投与してがんなどの発見に使われるPET(陽電子放射断層撮影)検査と、種類は増えた。病態や目的により使い分け、補完し合っている。特に技術が飛躍的に伸びたのがCTとMRIだ。

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