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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国による枠組み「OPECプラス」は9日、原油の協調減産を巡って緊急テレビ会合を開く。新型コロナウイルスの感染拡大で原油需要が急減する中、減産の必要性では一致しているものの、シェールオイルで最大の産油国になった米国は枠組みに入っていない。参加国だけの減産に踏み切るかどうかは不透明だ。
OPECプラスによる協調減産の延長交渉が3月末に決裂し、原油価格が急落。過度な原油安は産油国の財政や経済を直撃することもあり、サウジアラビアが緊急会合の開催を要請していた。減産の実効性を高めるため、サウジはOPECプラス以外の産油国にも参加を求めており、カナダやノルウェーは前向きだ。
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