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熊本地震

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で関連死を含めて275人が亡くなった。

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「生きているうちに我が家に」 県土地整理…再建できぬ仮設住民 熊本地震4年

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木山仮設団地で暮らす林清治さん。いつ仮設住宅を出られるか分からない日々が続く=熊本県益城町で2020年4月9日午後5時6分、山本泰久撮影
木山仮設団地で暮らす林清治さん。いつ仮設住宅を出られるか分からない日々が続く=熊本県益城町で2020年4月9日午後5時6分、山本泰久撮影

 2016年4月の熊本地震からまもなく4年。自宅を失った被災者が暮らす仮設住宅にはピーク時約2万世帯が入居していたが、5月には約850世帯まで減る見通しだ。しかし、このうち熊本県益城(ましき)町の仮設住宅などで暮らす56世帯147人(3月末)は元の自宅の土地が県の土地区画整理・道路拡幅事業にかかり、いつ自宅を再建して仮設を出られるか見通しが立たない人もいる。長引く避難暮らしで体を壊した高齢者は「何とか生きているうちに」と祈る思いでいる。

 「区画整理事業で動けんとですよ」。3月末時点で74世帯159人が暮らす益城町木山の木山仮設団地。林清治さん(80)はまひが残る右手足をさすりながら眉間(みけん)にしわを寄せた。16年4月16日の本震で自宅が全壊。仮設で暮らしてきたが18年12月に脳梗塞(こうそく)を発症し後遺症が残った。

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【熊本地震】

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