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首都圏への通勤サラリーマンを対象に開発された竜ケ崎ニュータウンの中で、私が住む長山地区は北竜台地区ニュータウンに属する。この地区は約1900戸、人口約6000人で、第72代横綱・稀勢の里が卒業した長山中学があります。
開発後40年以上が経過して住民の高齢化が進み、最初に入居した地域では高齢化率が50%を超え、地域活動も停滞してきました。そこで2013年に、地域活動の活性化を目指して市内でいち早く、地域コミュニティ協議会を発足させました。住民自治組織(自治会)と公民館運営組織・学校PTA・防犯組織・民生委員・地域の有識者を融合させた議論の場を設置して、地域住民に対するサービス活動で今後何が必要かについて検討しました。
最初の頃は「協議会で何が変わるのか」などの批判もありましたが、いろいろな議論の中で浮上したのは「果たして高齢者は厄介者なのか?」という疑問です。「いや、そんなはずはない」との声が上がりました。そして「これからは、企業の第一線を離れた経験・技術も持った者をいかに地域に引っ張り出して活躍できる場所を作るかだ」との結論に達したのです。
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