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新型コロナ 聴覚障害、マスクの壁 受診時、口の動き読み取れず 「遠隔手話」導入求める声

マスク姿で記者会見に臨む京都府の西脇隆俊知事(右)と京都市の門川大作市長(左)。後方で内容を伝える手話通訳者は、マスクを着用していない=京都市上京区で10日午前10時29分、加古信志撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、聴覚障害者にも不安が広がっている。手話でコミュニケーションができない場合は相手の口の動きで読み取る場合も多い。しかし、感染防止のためのマスク着用で意思疎通が図れない状況が増えている。感染者の急速な増加で医療現場などでの細やかな情報交換は今まで以上に重要となっている。聴覚障害者に十分な情報が届くように、そして、手話通訳者を感染から守るために、遠隔手話サービスの早急な整備を求める声が相次いでいる。

 感染が拡大する中、全日本ろうあ連盟や手話通訳者団体などは3月、医療場面における手話通訳についての見解発表に先立ち、遠隔手話サービスシステムの整備を求める要望書を厚生労働省に提出した。宮崎県聴覚障害者協会の松浦邦晴理事長(75)は「手話通訳者がいなければコミュニケーションがとれない」と不安を吐露している。

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