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けいざいフォーカス

国産コーヒー、ブランドに 飲料・商社大手が支援 九州・沖縄

鹿児島県・沖永良部島産のコーヒー

 飲料や商社の大手企業が支援し、国内で栽培したコーヒーの大量生産を目指す挑戦が九州・沖縄で広がっている。国内で流通しているのは南米などからの輸入品が中心だが、中国や東南アジアでの需要拡大で価格が高騰。高価格でも品質が優れた国産品を量産し、安定供給すれば地域産品の「高級ブランド」に育つと期待している。

 丸紅によると、近年のコーヒー豆の世界需要は年平均で2%程度増え、価格が上昇傾向をたどっている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今年は消費量が冷え込む見通しだが、数年以内に世界でのコーヒー豆の需要が供給を上回り、品薄感が強まると予測する。

 コーヒー豆を2018年から生産している鹿児島県・徳之島の農場は24年度に10トンの収穫を目指している。飲料メーカーの味の素AGF(東京)が土壌改良や生産設備支給などで支援しており、収穫量を19年度見通しの約100キロから順次引き上げる。農場を管理する「徳之島コーヒー生産者会」の吉玉誠一代表は「台風対策のために暴風に強い低木樹の品種を選び、しっかりしたコーヒーを作りたい」と話す。

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