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「国難だから政権批判するな」が生み出す「本当の国難」

「緊急事態宣言」の発令を前に、衆院議院運営委員会で、マスクをつけ答弁する安倍晋三首相(左)=国会内で2020年4月7日午後0時55分、竹内幹撮影

 息苦しい。手放せなくなったマスクのせいだけではない。今回の新型コロナウイルス禍で、安倍晋三政権の対応を批判したり、疑問を呈したりすると「安倍総理だって頑張っているのに」「国難なんだから批判するな」といった声が湧き起こるのだ。この現象、一体何なのか?【吉井理記/統合デジタル取材センター】

 ご記憶だろうか。安倍首相が突然「国難」という言葉を持ち出し、衆院を解散したのは2017年9月のことだった。首相自ら「国難突破解散」とネーミングした。

 少子・高齢化と北朝鮮ミサイル問題は「国難」で「国難を乗り越えるため、どうしても今、国民の声を聞かなければならない」(17年9月25日)との説明だった。

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