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「居酒屋良くて、なぜバーは駄目」 大阪の飲食業、安堵と不安 休業要請リスト公表

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休業要請について説明する吉村洋文・大阪府知事=大阪市中央区で2020年4月10日午後6時12分、望月亮一撮影
休業要請について説明する吉村洋文・大阪府知事=大阪市中央区で2020年4月10日午後6時12分、望月亮一撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、大阪府が10日に公表した営業休止を求める施設のリスト。社会生活を維持する上で必要かどうかで線引きがされ、要請に従わない場合は府が施設名の公表も検討するという。飲食関連業種の中でも府の対応が分かれ、明暗が分かれた関係者からは安堵(あんど)や不安の声が聞かれた。【隈元悠太、柴山雄太、宮川佐知子、鶴見泰寿】

財政難、補償しない方針

 休止を要請される施設の中には、緊急事態宣言前から府が利用を控えるよう求めていたキャバレーやナイトクラブ、バーなどが入った。一方、居酒屋を含む飲食店には営業時間や酒類の提供時間に制限を設けつつ、休止は要請しないとした。

 大阪・キタの繁華街にあるバーの男性店員(33)は「居酒屋は良くてバーは駄目という根拠が分からない」と戸惑った。会社帰りによくバーを利用するという20代の女性会社員は「しばらく店に行けなくなるのは寂しい。終息したらたくさんお金を使ってあげたい」と話した。一方、居酒屋の店主(43)は営業できることを歓迎しつつ、「一番もうかる時間帯に店を開けられないのは心残り」と漏らした。

 府は財政難を理由に、東京都のような休業補償はしない方針だ。キャバクラで働く20代の女性は「東京と大阪で補償に差があるのは駄目でしょ」と憤った。仕事が減っており、実家がある東京に帰ることも考えているという。

 休止要請対象となったパチンコ店で働く40代の男性店員は「営業を続…

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