トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスで記者会見し、新型コロナウイルス感染による国内死者数が、政府予測の10万~24万人を「大幅に下回る」との認識を示した。そのうえで「できる限り早く(米国を)再開させたい」と述べ、全国民を対象に実施中の行動自粛要請を延長せず、最短で5月1日から経済・社会活動の正常化を目指す可能性を示唆した。前のめりなトランプ氏の方針に「感染再拡大のリスクがある」と危惧する声が上がっている。
トランプ氏は新たな死者数予測について「6万人」と言及。「決して喜べる数字ではない」とする一方、「積極的な対応が多くの命を救っている明白な証拠だ」と強調した。ホワイトハウスは3月31日、外出や集会の制限など対策を取った場合でも死者数が10万~24万人に及ぶとしていた。行動自粛に応じる国民が約半数との前提で試算していたが、「実際は90%以上が協力した」(トランプ氏)と下方修正の理由を説明する。
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