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十分な殺菌効果得られないことも 無水エタノールの使い方に注意

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一般に販売されているエタノールには「消毒用」だけでなく、「無水エタノール」(左)や「消毒用エタノールIP」などさまざまな種類がある=大阪市北区で2020年4月7日午後3時16分、菅沼舞撮影
一般に販売されているエタノールには「消毒用」だけでなく、「無水エタノール」(左)や「消毒用エタノールIP」などさまざまな種類がある=大阪市北区で2020年4月7日午後3時16分、菅沼舞撮影

 新型コロナウイルス対策で、マスクと並んで品薄状態が続くアルコール消毒液。ドラッグストアなどで一般に入手しやすい商品には「消毒用エタノール」のほか、エタノール濃度をほぼ100%にまで高めた「無水エタノール」などがある。「無水」は「高濃度=殺菌力が強そう」とイメージされがちだが、手指用としては十分な殺菌効果が得られないこともあるという。どのように使えばいいのだろうか。エタノール製造・販売大手の「健栄製薬」(大阪市)に聞いた。

水分の含有率が20%程度で消毒効果が最大に

 新型コロナウイルスは、脂質でできた「膜(エンベロープ)」を持つエンベロープウイルスに分類され、アルコールはこのエンベロープを溶かす働きがある。そのため、アルコールで適切に消毒すれば感染力を失わせることができるとされる。アルコールの一種で消毒用など幅広い用途で普及しているのがエタノールだ。

 同社によると、エタノールは水分の含有率が20%程度で消毒効果が最大になるという。厚生労働省が定めている医薬品の品質規格基準書「日本薬局方」では、消毒用はエタノール濃度が76・9~81・4%と定められている。

 濃度の高い方が消毒効果が高いと思いがちだが…

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