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特集ワイド

「コロナの時代の僕ら」出版へ イタリア人作家ジョルダーノさん いま考えること忘れまい 国ではなく全人類の問題

ⒸDaniel Mordzinski

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自宅待機は、人が静かにものごとを考える良い機会になる――。世界的なベストセラーとなり映画にもなった小説「素数たちの孤独」(2008年)のイタリア人作家、パオロ・ジョルダーノさん(37)が、外出制限下でつづったエッセー集「コロナの時代の僕ら」(早川書房)を25日に緊急出版する。いち早く感染爆発を経験したイタリアから、「緊急事態」下に入ったばかりの私たちが学べることはあるのか。作家本人とイタリア在住の翻訳家、飯田亮介さん(45)に聞いた。

 出版のきっかけは、素粒子研究で理論物理学の博士号も持つジョルダーノさんが、2月25日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラに寄稿した記事「感染症の数学」だった。「イタリア北部での感染拡大の状況を数学的にわかりやすく解説し、爆発的に読まれました」と飯田さん。手応えを感じたジョルダーノさんは、自宅で缶詰め生活を送る中で書いた27編のエッセー集を3月中旬にイタリアで発表、「感染の中で」という意味の原題だっ…

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