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小児でも医療崩壊の懸念 新型インフルの「反省生かされず」 WHO専門家警告

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WHO疫学コンサルタントの堀越裕歩医師=鳥井真平撮影
WHO疫学コンサルタントの堀越裕歩医師=鳥井真平撮影

 子どもの新型コロナウイルス感染者は増加傾向にあり、欧米では18歳未満の死亡者も報告されている。小児感染症の専門家、堀越裕歩(ゆうほ)医師(45)は「国内では今のところ軽症者がほとんどだが、同時期に多数の患者が確認され、重症者が増えると医療崩壊につながりかねない」と警鐘を鳴らす。

「重症、軽症別に子どもの受け入れ・隔離の具体的計画必要」

 堀越医師は、東京都立小児総合医療センター感染症科医長を経て、2019年に世界保健機関(WHO)疫学コンサルタントとしてナイジェリアに赴任。感染症対策について技術支援などをしていた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月に緊急帰国し、現在は国内で小児患者の診察にあたる。

 堀越医師が診た複数の小児患者は、鼻水やせきなど一見普通の風邪と間違えるような症状で、軽症のケースがほとんど。両親らの感染が分かり、濃厚接触者として検査を受け陽性と診断されることが多いという。堀越医師は「保健所などから依頼があれば、病院は受け入れざるを得ないが、軽症者が増えると、本来入院が必要な重症患者を受け入れられなくなる」と懸念。一方で「普通の風邪と思って隔離しないと、ウイルスを拡散させる要因…

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