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「万葉古道」を尋ねて

交流・別れ・流浪/58 紀路/7 飛鳥寺院に瓦、五條古窯群 /奈良

現在の「宇智の大野」に広がる棚田。季節は秋=五條市で、栗栖健撮影

 野は、金剛山(1125メートル)の中腹にも広がっていた。

 葛城の高間(たかま)の草野(かやの) 早知りて 標指(しめさ)さましを 今ぞ悔しき(巻七 1337)

 「葛城の高間」は、御所市高天(たかま)。金剛山の東側の高原状の所だ。「標」は、木の枝を地面に刺すなどして先に刈る権利を示す印。「草野」は思いを寄せる女性だ。もっと早く知って恋人になっていれば、と悔やんでいる歌だ。当時、草(ススキ)を取り合っていたことも分かる。

 高間のふもとから北に向かうと古代豪族・葛城氏の本拠地だ。逆に南に風の森峠を越え、五條市に入ると宇智の大野になる。峠では5世紀後半~6世紀後半の道路跡が見つかった。幅2・7~3・3メートルある。

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