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コロナ、米2万人超死亡 「震源地」NY疲弊

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クイーンズ地区のエルムハースト病院に運び込まれる患者=米ニューヨークで2020年3月29日、隅俊之撮影
クイーンズ地区のエルムハースト病院に運び込まれる患者=米ニューヨークで2020年3月29日、隅俊之撮影

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国の死者数が12日、2万1000人を超え、イタリアを上回り、国別で世界最多となっている。「震源地」となる東部ニューヨーク州では重症化した感染者が次々亡くなり、緊迫した状態が続いている。

 「40代の男性でも重症化して死んでいった。このウイルスは誰にでも襲っていく。私たち(ニューヨーク州)が耐えられるのか、いまが分かれ目だ。あなたは日本の人たちに『とにかく家にいろ』と伝えて」。約1700人が新型コロナで死亡しているニューヨーク市ブルックリン地区。ブルックリン総合病院に勤める30代の看護師は、毎日新聞の電話取材にこう訴えた。

 ニューヨーク州では9日、集中治療室(ICU)に収容中の感染患者が前日比で初めて減少した。だが、この看護師によると、同病院はICUのベッド数を倍増させたが、ほぼ満床状態だ。「病床を増やしても、人工呼吸器を扱える看護師が不足している。疲労がピークだ。この前は同時に患者3人の心拍数の低下を伝える警報音が鳴って、パニックになった」と嘆く。

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