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そこが聞きたい

MERSの教訓=韓国疾病管理本部・前リスクコミュニケーション担当官 朴起秀氏

 韓国の新型コロナウイルスへの対応は、2015年に中東呼吸器症候群(MERS)の流行==を許したことを教訓にしている。教訓の中には情報公開をめぐる失敗もあったという。翌16年に感染症対策の司令塔である疾病管理本部を組織改編して強化した際、本部長直轄として新設されたリスクコミュニケーション担当官に就いた朴起秀氏(51)に聞いた。【聞き手・澤田克己】

――MERSの教訓とは何でしょうか。

 ◆最大の問題は情報公開の失敗だった。病院で感染拡大が始まったのに、政府が病院名を公表したのは最初の患者確認の18日後。この間に不安が広がってしまった。インターネット上では口コミ情報に基づいた感染者分布地図まで作られ、政府が不正確だと言っても信用してもらえなかった。国が「大丈夫だ」と呼びかけている時に、ソウル市長が「大丈夫じゃない」と発言する混乱も起きた。感染者を見つけて治療するという疫学的対応だ…

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