新型コロナウイルスの感染者が増える中、立命館守山高3年の伊藤祐聖さん(17)=滋賀県栗東市=が県と協働し、新型コロナウイルス関連の情報に特化した同県公式のウェブサイトを作成した。サイトでは県内の陽性患者数や居住地などのデータ、PCR検査の実施件数などを掲載している。県のホームページ(HP)のトップページからアクセスでき、利用者からは「見やすい」と好評だ。
県は、東京都が開設した新型コロナウイルス関連の情報に特化したサイトの存在を知り、3月中旬に「滋賀県版」を作るため民間のエンジニアに相談。エンジニアの紹介で伊藤さんが作業を担当することになった。都はサイト作成に使用したソースコード(設計図)を編集可能な形で公開しており、伊藤さんは都のサイトを参考にしながら、自宅のパソコンで約5時間かけて完成させた。県の担当者や他のエンジニアらと細かな修正を行い、3…
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