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劇団の苦悩 「見えない敵に勝てず悔しい」 新型コロナで公演延期

衣装をつけて行われた「幸せな孤独な薔薇」の最後のけいこ=東京都墨田区で2020年4月1日、米田堅持撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの劇場公演が中止や延期となった。自らの表現の場を失っただけでなく、アルバイト先も外出自粛要請の影響で客足が減って苦境に陥る劇団員も多い。東京都墨田区を拠点にして活動する劇団「シアターキューブリック」(緑川憲仁代表)が、結成20周年記念として9日から15日まで開催する予定だった「幸せな孤独な薔薇(ばら)」の公演を延期するまでを追った。【米田堅持】

 「劇団としても(新型コロナウイルスの影響から)お客さんを、皆さんを守りたい」

 1日午後、「シアターキューブリック」に所属し対外交渉や広報などを担当する女優の奥山静香さん(41)が、区内で稽古(けいこ)のために集まった出演者らに1年以上先に公演が延期となったことを告げた。いつも笑顔を絶やさない奥山さんの目は真っ赤だった。「このメンバー(座組)で、来年改めてやりたい。都合の悪い人がいれば申し出てほしい」と呼びかけると出演者から冗談交じりに「そんな先のことなんて、生きているかど…

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