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公園や河川敷でも「密」? スポーツはどこへ

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緊急事態宣言後、初の週末、公園は多くの人でにぎわっていた。マスク姿は少なかった=東京都内で2020年4月11日午後2時39分、倉沢仁志撮影
緊急事態宣言後、初の週末、公園は多くの人でにぎわっていた。マスク姿は少なかった=東京都内で2020年4月11日午後2時39分、倉沢仁志撮影

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言は全国が対象となり、不要不急の外出自粛が求められている。スポーツジムやレジャー施設が軒並み営業を休止する一方で、にぎわいを見せ始めたのが公園や河川敷だ。政府は散歩やジョギングは問題ないとしているが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上には「クラスター(感染者集団)化」を案じる声が飛び交う。屋外はリスクを高める三つの「密」のうち「密閉」からは外れるが、「密集」や「密接」に問題はないのだろうか。【倉沢仁志、尾形有菜】

普段以上?にぎわう公園

 7日に7都府県に緊急事態宣言が発令され、最初の週末となった11日。東京都内の公園を訪れると、入り口には多くの自転車がずらりと並んでいた。砂場や滑り台で子供たちが歓喜し、ベンチでは大人が水筒や缶飲料を片手に談笑していた。入手が困難なためか、マスク姿は少数派だった。

 困惑気味に語るのは、公園を管理する行政担当者だ。「休園や休校に伴い、公園の利用者は子供を中心に確実に増えています。不特定多数の人が集まり、感染リスクが高まることから、複数の苦情が寄せられています。しかし、あくまでも『自粛』。職員が現場で注意喚起することもありますが『散歩中です』などと返されることもあり、密集解消は難しいのが実情です」

 この光景は各地で見られ、SNS上には懸念する声が並ぶ。ツイッターには近くの公園に多くの人が集まっている様子に触れ「外とはいえクラスターになりかねない」「公園クラスターが発生しそう」といった投稿が多数寄せられている。

自治体、対応乗り出すも効果は?

 対応に乗り出した自治体もある。東京都中央区は密集状態にならないよう注意喚起する看板を一部の公園に設置した。ただ担当者は「(休校となる中)公園だけでも利用させてほしいという声もある。どうなるか……」と思案する。港区の担当者は「公園は3密には当…

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