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SUNDAY LIBRARY

上原 隆・評『ザリガニの鳴くところ』『友だち』

◆『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ/著(早川書房/税別1900円)

◆『友だち』シーグリッド・ヌーネス/著(新潮クレスト・ブックス/税別2000円)

 この1カ月間、なんとなく鬱屈している。新型コロナウイルス感染症対策の影響だ。3日にあげず通っていた図書館が休館になったし、毎週楽しみにしているバウンドテニスも中学校の体育館が使えないために中止となった。映画を観ておしゃべりをする会も延期、友だちからの飲み会への誘いもとんとなくなった。散歩はするけれど、ほとんどは部屋にひとりきりでいる。孤独だ。

 「私に孤独を語らないで。それがどんなふうに人を変えてしまうものか、私ほど知っている人間はいないと思う。ずっとひとりで生きてきたんだもの」。ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』(友廣純訳)の主人公カイアはこう叫ぶ。

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