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SUNDAY LIBRARY

岡崎 武志・評『バーナード・リーチとリーチ工房の100年』『地球に住めなくなる日』ほか

◆『バーナード・リーチとリーチ工房の100年 海とアートの街セントアイヴスをめぐる』加藤節雄 写真・文(河出書房新社/税別2500円)

 英国人バーナード・リーチといえば、「民藝」の柳宗悦と親交があり、日本の陶芸をイギリスに伝えた功労者。日本各地に足跡を残し、日英の橋渡しをした。

 英国最南端のセントアイヴスに陶芸の工房を構えたが、死後に売却され存続が危ぶまれた。加藤節雄写真・文『バーナード・リーチとリーチ工房の100年』は、その工房修復運動に関わった著者が、創設100年に合わせ、活動の記録とリーチの精神をたどる書。

 再建・新装となった工房の現在が、美しい写真で伝えられるとともに、リーチと日本の関係も簡潔に叙述されている。「『用の美』を追求したシンプルなデザインにこそ価値がある」という点で、日英の美意識が一致し、柳や濱田庄司と手を組み、リーチは日本で陶芸家として成功していく。

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