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命のビザ80年

杉原千畝研究/6 波紋広げる出生地論争

岐阜県八百津町の人道の丘公園に建つ杉原千畝の像=田中洋之撮影

 第二次大戦中に多くのユダヤ人を救った「命のビザ」やその発給リストなど杉原千畝の功績を示す資料が歴史的価値を有するのは言うまでもない。だが、ユネスコ(国連教育科学文化機関)は2017年10月、世界的に重要な記録物の保存を目的とする「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録を見送った。同じくユダヤ人を助けたポルトガルの外交官、ソウザ・メンデスのビザ記録台帳が登録されたのに、なぜなのか。理由は明らかにされていないが、関係者を巻き込んだ杉原の「出生地論争」が影響したとの見方が強い。

 杉原が生まれたのは岐阜県八百津町の母親の実家とされてきた。同町は杉原千畝記念館を設立するなど杉原の顕彰活動に長年取り組んでおり、16年5月に関連資料を記憶遺産に申請した。杉原の孫の千弘さん(56)が理事長を務めるNPO法人「杉原千畝命のビザ」も、杉原本人や妻の幸子さんの話などから「八百津町生まれで間違いない」としている。

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