新型コロナ 医療崩壊防止へ先手 軽症者ホテル移送開始 大阪

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大阪府のホテル活用のイメージ
大阪府のホテル活用のイメージ

 新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受け、大阪府は14日、医療機関に入院中の軽症者らについて、受け入れに応じたホテルへの移送を始めた。この日は入院先の許可が出た患者13人を順次搬送した。病床を確保し、重症者が十分な治療を受けられない医療崩壊を防ぐ狙いがあるが、ホテルの受け入れは課題も少なくない。

 府が第1号の受け入れ先に選んだのは、大阪市西区の「スーパーホテル大阪天然温泉」で、約400室を確保した。ホテル側は施設名の公表に応じた。13日夕に現地視察した吉村洋文知事は、記者団に「風評被害や従業員の安全に関するリスクがある中、協力いただいた。医療崩壊を防ぐ大きな一歩になる」と語った。

 府内で入院中(待機も含む)の感染者は13日現在666人いる。うち無症状や軽症の患者は計615人で、全体の9割超を占める。当初は感染症法に基づき、患者は症状の有無や軽重にかかわらず、全員を原則入院させていた。

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