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4月18日放送の「サワコの朝」は、“サワコが伝えたい「ニッポンの匠スペシャル!」”と題した特別企画を放送。卓越した技術と独創的なデザインセンスで、アート作品のような土壁を生み出すカリスマ左官職人・久住有生さんをゲストに迎える。
国内はもとより、海外でも高い評価を得る久住さんは、祖父の代から続く左官一家の長男として兵庫県淡路島で生まれた。幼い頃から砂を振るったり、彫刻の型抜きなど“お手伝い”という名の修業に励んできたそうだが、あまりの厳しさに家出をしたこともあったそう。「早く自分のやりたいことを見つけないと、左官職人にさせられる!」と、アルバイトに励み、高校時代には、ケーキ屋さんになることを夢見てアルバイトに邁進したそう。
しかし、そんなかたくなだった心境が、父のある一言を機に一転。久住さんを左官職人の世界に導いた、サワコも唸る父の名言とは!?
また、故郷を襲った大震災の話では「100軒とかじゃきかない。朝から夜中までひたすら壁を塗っていた。」と修復作業に奮闘した当時を回想。「20代の前半でヘルニアも2つくらい潰れてるし、手首も腱鞘炎で体が痛くてまともに寝られなかった」と、その過酷さを語ると、修復作業で知った“先人たちのスゴさ”を話してくれた。
仕事には一切の妥協を許さないカリスマならではの哲学。美しき土壁サンプルに彩られたいつもと異なるスタジオで、人生の全てを「壁」に捧げる久住さんの熱き職人魂に迫った!