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試される「日本の台所」 築地場外市場、コロナで人まばら 通販・卸で消費者へ届け

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マスクを着けて人通りのない店頭に立つ、つくだ煮専門店「江戸一飯田」の飯田一雅社長=東京都中央区で2020年4月10日、大西岳彦撮影
マスクを着けて人通りのない店頭に立つ、つくだ煮専門店「江戸一飯田」の飯田一雅社長=東京都中央区で2020年4月10日、大西岳彦撮影

 「築地が食を守るという使命感でやっている」。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で、より一層の外出自粛が求められる中、人々の食を支えてきた築地場外市場(東京都中央区)がインバウンド(訪日外国人)の激減で岐路に立っている。各店は「日本の台所」と呼ばれてきた自負で商売を続けている。

 かつての東京都中央卸売市場築地市場の北東に面し、約150~250メートル四方に飲食店や魚介類、乾物などを扱う約460店舗が軒を連ねる築地場外市場。2018年10月に築地市場(場内)が豊洲(江東区)に移転した後もほとんどの店は築地に残った。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない現在、半数程度の店舗が営業中止の紙を貼りシャッターを閉じている。対面販売はせず通販だけで営業し、食品卸として首都圏の飲食店やスーパーなどと取引を続ける店もある。場外市場地区のにぎわいづくりに取り組むNPO法人「築地食のまちづくり協議会」の鈴木孝夫さん(38)は「食のまちとしてのプライドで消費者のライフラインを止めないよう各店が努力してきており、緊急事態宣言後も変わらない」と話す。

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