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 ドイツ内で新型コロナウイルス感染者が最多のノルトライン・ウェストファーレン州で、州政府が始めた中小企業への緊急支払いを当面停止するという。偽申請サイトで抜き取った個人情報を利用しての成りすまし申請が多数行われたからだ。当初称賛されたドイツの芸術家やフリーランサーへの素早い給付も書類審査が厳密化され給付に時間がかかっているという。

 簡素な手続きだけで現金がもらえる制度は、いわゆる「反社」の人たちの大好物だ。人々の善意を前提にしたシステムは大抵破綻する。しかし新型コロナ危機のような切羽詰まった状況では迅速さも重要。日本は遅い遅いとたたかれながら、公平と迅速のバランスを取りながらギリギリの綱渡りをしている。最前線の医療関係者はもちろん、その後ろで社会を支える行政関係者にも最大限の敬意と感謝を贈りたい。

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