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「社会的距離2m」は感染防ぐ金科玉条なのか 新型コロナ、予防するには

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せきや会話を介したウイルス感染
せきや会話を介したウイルス感染

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、他人と一定の距離を保つ「ソーシャルディスタンス」(社会的距離)の考え方が広がっている。推奨される距離は約2メートル。自宅から一歩外へ出れば、この間隔をキープし続けるのも一苦労だが、換気の悪い空間の場合、「2メートルだけでも不十分」と専門家は指摘している。 

 新型コロナウイルスの主な感染経路は、せきやくしゃみ、会話などで飛び散るしぶきを浴びることでうつる「飛沫(ひまつ)感染」と、ウイルスがついた手で目や鼻、口といった粘膜を触ることによる「接触感染」の2種類がある。

 通常、せきや会話などによって飛散するつばなどのしぶきは、水分の重さで約1~2メートル先で落下する。これが、「2メートル」が推奨される根拠だ。

 新潟大の斎藤玲子教授(公衆衛生学)は「2メートルの距離を保てば飛沫感染の多くは防げると思う。が、日本では浸透しきっていない。感染を制御する上で、社会的距離がカギになる」と指摘する。

 とはいえ、電車内など物理的に2メートルの間隔が取れない場面は多い。斎藤教授は「それでも、少なくとも1メートルは空けるべきだ。できる限り人との距離を取る意識が大切だ」と強調する。

 一方、米国立アレルギー感染症研究所や米疾病対策センター(CDC)などの研究チーム…

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