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搬送7時間、70病院に断られ 「ご自宅で…」 感染恐れる病院、板挟みの救急隊

新型コロナウイルスへの感染が疑われる119番があった際の搬送のイメージ

 新型コロナウイルスの感染者の急増で医療機関が逼迫(ひっぱく)するなか、感染疑いがあるとして救急搬送された患者が、病院に受け入れを断られるケースが相次いでいる。ベッドや人手が足りないという事情もあるが、病院側が院内感染を恐れていることも背景にあるとみられる。受け入れ先探しに何時間もかかった揚げ句、患者が自宅に帰される例もあり、現場から悲鳴が上がる。

 「受け入れは可能ですか」「専用の病室がないので無理です」。13日夜、2次救急医療機関である東京都内の病院では、感染疑いの男性(88)を受け入れる病院を探そうと救急隊員が電話をかけ続けていた。

 男性は同日夕、発熱の症状があってこの病院に搬送された。肺炎と判明し、新型コロナの感染疑いが極めて高いと診断された。しかし、同病院には感染者の受け入れ設備がなく別の医療機関を探す必要があった。

 都内の病院にはすべて断られ、神奈川県や千葉県にも手を伸ばした。院長が個人的に親しくしている病院にもお願いした。7時間以上かけ、約70の病院に要請したが、受け入れ先は見つからなかった。その間、男性は車椅子で病院1階の廊下で待ち続けた。

 「亡くなるリスクもあるが、ご自宅で…

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