作家の東野圭吾さん(62)の作品が初めて電子書籍化される。出版関係者によると、東野さんは「書店を守りたい」との意向が強く、これまで自身の作品の電子書籍化には慎重だったという。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅者が増えたことや、書店の相次ぐ休業で書籍の購入も難しくなっていることから、東野さんの提案で出版7社から1作ずつに限って配信することが決まったという。
電子書籍化されるのは、「疾風ロンド」(実業之日本社)▽「ダイイング・アイ」(光文社)▽「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(KADOKAWA)▽「白夜行」(集英社)▽「プラチナデータ」(幻冬舎)▽「容疑者Xの献身」(文芸春秋)▽「流星の絆」(講談社)--の文庫。それぞれ単行本を含めた累計発行部数が100万部を突破し、いずれも映画やドラマで映像化された人気作。インターネット上の電子書店で17日から予約を受け付け…
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