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高校存続、県外生に期待=高橋興さん /青森

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高橋興さん
高橋興さん

 <TOUHOKU SAIHAKKEN>

高橋興さん(青森中央学院大経営法学部教授)

 新年度が始まって早くも半月余りたった。この間、青森県内の各小中学校及び高校では、新型コロナウイルス感染防止対策等に追われながら、児童・生徒数の減少に伴う再編・統廃合をめぐる注目すべき動きも多くあった。

 その中で、私が特に注目したのは、鶴田町と黒石市における学区が一挙に拡大した大規模な統合小学校の誕生、青森県教委が2017年に策定した県立高校改革推進の第1期実施計画に基づく新たな黒石高校のスタートなどである。黒石高は黒石市にあった商業高との統合により誕生したが、初年度から募集定員に満たない厳しい出発となった。

 定員割れといえば、県内の町村所在の県立高で定員を満たしたのは八戸市に隣接する、おいらせ町にある百石高のみという厳しさだ。けれども、私がもっと深刻だと考えるのは、県教委が「選抜性の高い大学への進学に対応する学校」と説明し、「重点校」の名で県内の6地区に設置している高校(標準・1学年当たり普通科6学級以上)のうち、五所川原市を中心とした西北五地区の五所川原高、下北半島の拠点・むつ市の田名部高、県南の…

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