- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、臨時休館中の公立図書館の多くが予約による貸し出しも含めた全サービスを休止している。本を受け取るための外出を控えてもらうためで、入館だけでなく本を借りることもできない状況になっている。【小林多美子、加古ななみ】
「これで完全に図書館とのつながりは切れてしまいました」。市川市立図書館のボランティアグループ「市川図書館友の会」は、同市の図書館が8日からの予約による貸し出しの休止を発表した7日、ブログに悲痛な思いをつづった。同市の図書館は2月28日から全てのサービスを休止し、4月1日から臨時窓口での予約貸し出しのみを再開したばかりだった。
書き込んだ会員の椎名昭洋さん(69)は、1カ月に約40冊を借りるほどの本好きだ。休館前は週2回ほど中央図書館で返却された本を書架に戻す「配架」などのボランティアもしていた。「電子書籍を読んだり動画を見たり、パソコンに向かう時間がやたらと長くなった」と嘆く。
この記事は有料記事です。
残り739文字(全文1167文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月