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感染防げ 警察も厳戒 防護服で取り調べや検視、容疑者にPCR検査も 大阪府警

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ブラジルから入国した少年を送検する大阪府警の護送車。捜査員は防護服を着用し、運転席と後部座席はビニールなどで隔離している=大阪市中央区で2020年4月16日午後0時51分、土田暁彦撮影
ブラジルから入国した少年を送検する大阪府警の護送車。捜査員は防護服を着用し、運転席と後部座席はビニールなどで隔離している=大阪市中央区で2020年4月16日午後0時51分、土田暁彦撮影

 新型コロナウイルスの世界的な流行を受け、警察が感染防止の対策を強化している。大阪府警は、海外から入国した容疑者にPCR検査(遺伝子検査)を行ったり、防護服を着用して遺体を調べたりする厳戒態勢。「見えない敵」との闘いは捜査現場でも深刻な課題になっている。

 4月14日夕、防護服に全身を包んだ府警の捜査員数人が、成田空港で目を光らせていた。頭から足首までが完全に覆われ、マスクやゴーグルも着用。3月に大阪狭山市で起きた強盗殺人未遂事件で、指名手配されたブラジル国籍の少年(18)が来日するという情報が寄せられたためだ。

 少年は事件直後に母国へ出国したが、この日、飛行機で再入国した。捜査員は空港内で少年を逮捕し、特殊な仕切りを設けた護送車両で大阪まで移送した。取り調べの際には捜査員に加え、通訳も防護服を着用。捜査幹部は「防護服で取り調べるのは府警では初めてだろう」と話す。16日に大阪地検堺支部に送検した際にも、防護服を着込んだ捜査員が運転席に乗り込み、少年を乗せた後部座席との間をビニールなどで厳重に隔離していた。

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