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ウマ女十番勝負

(5)皐月賞 勝利の旗を振れ サトノフラッグ

2019年の皐月賞を制したサートゥルナーリア=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が、上半期のGⅠ計12戦を予想します。第5戦は、牡馬クラシック3冠の第1弾、皐月賞(中山2000メートル、19日午後3時40分発走)。今年は2強と言われているが、競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者は「そんな簡単には終わらない」と意気込む。1冠目を手にするのは、どの馬か。【中嶋真希】

 いつもは金曜に自分の予想を固めてから師匠のもとへ行き、師匠の予想を聞いて原稿を書いている。その後、今週の予想キーワードを紹介するTikTokの動画を2人で撮るのがお約束。しかし、真希バオーは在宅勤務を命じられ、師匠には自宅から電話で予想を聞かせてもらうことになった。動画撮影もしばらくおあずけだ。

 「おい、いつも真希バオーと一緒に踊って撮ってる、TikTokだっけか? あれが撮れなくなるのが残念だよなあ」と師匠。「あの動画を見て、ぼくが生きているか確認している仲間がいるらしいんだよ」。まさか、お遊びで始めた動画が、生存確認手段になっていたとは……。

 さて、今週は皐月賞。「過去10年、馬連の配当は2000円未満が7回と堅いが、2016~18年は6000円台~1万2000円台と好配当が続いた。ここ数年は荒れる傾向にあったが、昨年はサートゥルナーリアという確固たる軸馬がいたから堅かったな。両極端な結果になることがあるから、伏兵馬をよくチェックしておきたいレースだ」と師匠は分析する。

 「ホープフルステークス(S)=中山2000メートル=を勝ったコントレイルと、朝日杯フューチュリティS(阪神1600メートル)を勝ったサリオスの2強対決と言われているが、ぼくの見方はちょっと違うぞ」と師匠。「2頭とも、年明けに一度もレースを走っていない。ステップレースを使わずに勝ったのは、昨年のサートゥルナーリアだけだ」。そんな師匠が本命にしたのは?

松沢記者の本命は……

 ◎サトノフラッグ、○コントレイル、▲ヴェルトライゼンデ、△サリオス、△ガロアクリーク、△ダーリントンホール

 年明けに走っていないコントレイルとサリオスの評価を落とし、師匠が有力視したのはサトノフラッグ。「前走の報知弥生賞ディープインパクト記念(中山2000メートル)を勝利。弥生賞を走った馬は、過去10年で6連対(6頭が1、2着に入っている)しているぞ。重馬場で勝ったことも好材料。皐月賞は中山最終週で、土曜は雨の予報。良くてやや重だろうからな。4戦すべて2000メートルを使っているし、皐月賞と同じ舞台を2回も走っている。小回りコースに向く機動力で、すっと好位につけられるだろう」と期待する。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 デビュー前から注目していたサトノフラッグ。初めて競馬場で見たのは、昨年10月19日、雨の新馬戦(東京2000メートル)だった。レースの結果は、6着。勝ったのは、GⅠを2勝したサトノクラウンの半弟、フィリオアレグロだった。その時は、「パドックでの迫力は、フィリオアレグロがほかの馬を圧倒していたな。サトノフラッグは、もう少し成長が必要か」と感じていた。

 しかし、2戦目からはまるで別の馬のようになった。未勝利戦(同)をレコードで勝利すると、1勝クラス(中山2000メートル)も3馬身差で圧勝。そして、重馬場の報知弥生賞ディープインパクト記念(同)を勝った。前走でコンビを組んだ武豊騎手は、「3コーナーで自分から上がっていこうとして、お父さん(ディープインパクト)が中山を走る時と同じ感じだった」とコメントしている。

 調教ではヒューイットソン騎手が、本番ではルメール騎手が乗るという豪華さ。調教を見ると、楽しんでいることが伝わるような生き生きとした走りをしている。新馬戦から大きな成長を遂げたように、クラシックで大旗を振ってほしい。

デアリングタクト、驚異の末脚 ◎レシステンシアは…

 阪神競馬場で12日に行われた桜花賞は、2番人気のデアリングタクトが勝利。師匠と真希バオーの本命、レシステンシア(1番人気)は2着、9番人気のスマイルカナが3着に入った。

 阪神ジュベイナイルフィリーズ(JF)から◎を打っているレシステンシア。阪神JFを勝った時は、「もし桜花賞に出るなら阪神まで応援に行こう」なんて思っていた。レシステンシアの走りを現地で見る夢はしばらくかなわないかもしれないが、テレビの前で精いっぱい応援した。

 この日は、雨。レースはスマイルカナが引っ張り、重馬場にしてはよどみないペースに。レシステンシアは2番手につけ、直線に入ると豪脚で先頭に立った。後続は追ってこない。「勝つぞ」。息を止めてテレビを見つめていると、外からとんでもない末脚でデアリングタクトが追い上げてきた。ゴール前で差され、レシステンシアは2着。「あとちょっとだったのに」。デアリングタクトの強さに感服するとともに、まるで自分のことのように、悔しさがこみあげてきた。

 阪神JFを勝って1番人気になった馬は、苦戦することが多く、馬券に絡まないこともあるこのレース。勝ち馬との接戦を繰り広げたレシステンシアは、意地を見せたと言っていいだろう。距離適性を考えれば、次はオークスよりもNHKマイルカップが向いているだろうか。レシステンシアが牡馬を一蹴する姿が見たい。

フェブラリーS -1000円

高松宮記念 -1000円

大阪杯 単勝410円×5=2050円 複勝140円×5=700円 計2750円払い戻し

桜花賞 単勝外れ 複勝170円×5=850円 計850円払い戻し

収支 -400円

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