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新型コロナ サッカー協会・田嶋会長 闘病、不安な17日間 感染公表「悔いはない」

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ウェブでインタビューに応じた日本サッカー協会の田嶋幸三会長=17日
ウェブでインタビューに応じた日本サッカー協会の田嶋幸三会長=17日

 新型コロナウイルスに感染し、入院治療後に復帰した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が、感染公表後1カ月の17日、毎日新聞のウェブ形式の取材に応じた。「あっという間だった。退院できないイコール死。それと向き合わないといけなかった」と振り返った。

 2月28日から英国やオランダ、米国に出張し3月8日に帰国。体に異変を感じたのは14日だった。16日に保健所に相談して向かったのは東京都内の感染症の指定病院の裏口。完全防護の看護師に、診察室へ連れて行かれた。聴診で肺炎の兆候があり、X線撮影とCT検査を受けた。「肺炎と聞き衝撃を受けた」。PCR検査を行い、入院した。

 翌日に陽性が判明。入院した部屋は陰圧室で、トイレとシャワーが備わり、窓は開けられない。入院後1週間はほぼ一日、点滴治療。退院まで打ったのは3種類で、薬は1日2回服用した。医師からは「点滴、薬がきかなかったら、人工呼吸器でサポートするが『最後は自分の免疫で闘ってもらうしかない』と言われた」という。

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