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阪神公認「タイガーススーツ」扱う紳士服店 コロナで苦境も「負けへんで」

裏地に阪神タイガースの公式マークや六甲おろしの歌詞をデザインしたスーツを手にする「テーラー虎」店長の中村英二さん=大阪市中央区で2020年4月13日午後5時2分、田中将隆撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大でプロ野球の開幕が遅れ、苦戦している紳士服専門店がある。阪神タイガースのファン向けに裏地に阪神のロゴなどをあしらった日本で唯一の球団公認「タイガーススーツ」を仕立てている「テーラー虎」(大阪市中央区)だ。客足の落ち込みで2~4月の売り上げは前年同期比で3割ほどと激減。シーズン幕開けを待ちわびる店長の中村英二さん(59)は「阪神は今年日本一になる。そう信じているから踏ん張れる」と前を向く。

 一見普通のジャケットだが、裏地は阪神のユニホームを模した縦じまや球団歌「六甲おろし」(通称)の歌詞――。タイガーススーツは、10種類以上の柄から裏地を選び、虎をあしらったボタンなどを組み合わせるパターンオーダーが魅力の熱狂的なファン向けの一品だ。価格は1着5万8000円(税別)から。主に50代前後の男性に人気という。

 例年、プロ野球の開幕に向けて3月から注文が増え始め、シーズンの盛り上がりとともに伸びる。3、4月で計90着ほど売れるが、開幕延期が続く今年はわずか8着(4月17日現在)と閑古鳥が鳴く。遠方のファンは本拠地の阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に観戦に訪れた際に注文・採寸することが多いが、開幕が6月以降にずれ込むことになり5月も期待できない。中村さんは「甲子園(でのプロ野球)が開幕しないと、うちも開幕できない」と嘆き節だ。

 ウェブショップも開設しているが、こちらの売り上げも芳しくない。オーダースーツは採寸が命。対面でやり取りしないと納得の品ができないからだ。

 テーラー虎は元々、「ヤングブラッド」の店名で一般的…

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