新型コロナ 緊急事態宣言 「観光公害」一転窮地に 外出自粛で各地に大打撃 /京都

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新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国に出され、観光地の嵐山も閑散としていた=京都市右京区で、添島香苗撮影
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国に出され、観光地の嵐山も閑散としていた=京都市右京区で、添島香苗撮影

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国に拡大し、不要不急の外出の自粛が要請される中、全国有数の観光地で知られる京都が大きな打撃を受けている。感染拡大前にはインバウンド(訪日外国人)など急増する観光客が集中し、住民生活が損なわれる「観光公害」が深刻化していたが、一転して窮地に立たされている。【添島香苗、鈴木健太郎】

 府が休業要請を出す前日の17日午後、京福電鉄嵐山駅(京都市右京区)前で観光客向けの飲食店や土産物屋が立ち並ぶ嵐山商店街は、多くの店がシャッターを閉め、臨時休業を知らせる張り紙が並んだ。

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