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余録

青森の八幡馬や福島の赤べこ…

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 青森の八幡馬(やわたうま)や福島の赤べこ。各地に伝わる郷土玩具には赤が目立つものが多い。感染症の治療法がなかった時代、赤は疱瘡(ほうそう)(天然痘)よけの効果があると信じられた。親たちは子どものそばに赤い玩具を置き、健康を願ったのだろう▲新型コロナウイルスの場合、10代以下が重症化する例は少ないようだが、多くの親は子どもの成長や心への影響を心配しているのではないか。勉強はもちろん、遊びや余暇の過ごし方も大事だ。外で遊ぶ機会は減る。家でゲームざんまいも困る▲北海道博物館がホームページで始めた「おうちミュージアム」が面白い。2月末、全国に先駆けて道内の学校が休校になり同時に休館した際、20代の若い学芸員らが発案した。アイヌの伝統料理や戦時中の教科書の工作課題などを紹介し、レシピや素材をダウンロードして家で楽しめるようにした▲メールで他の博物館に参加を呼びかけたところ、口コミもあって賛同する施設が全国に広がり、道内から沖縄まで50館以上が参加した。同じ「おうちミュージアム」のロゴを使い、それぞれ特色あるプログラムを提供している▲世界では15億人以上の子どもや若者が休校の影響を受けているそうだ。国連児童基金(ユニセフ)は「子どもたちが家とスクリーンだけの生活を乗り切っていけるようにサポートが必要だ」と訴えている▲緊急事態宣言が全国に広がった。未曽有の体験はしばらく続く。未来を担う子どもたちの負担を減らすように知恵を絞るのも大人の役目だ。

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