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藤原帰一の映画愛

カセットテープ・ダイアリーズ 心の叫び歌うブルース 青年の苦境を救う

 ウイルスのために映画館はどこもかしこもお休み。この「カセットテープ・ダイアリーズ」も劇場公開が延期になってしまいました。

 感染拡大を避けるためには致し方のないことですが、これ、とても残念。暗いことばかり続いて気持ちが落ち込みそうになるいまだからこそ、この映画を皆さんに見ていただきたいからです。もういやだ、生きてたくないなんて思ったとき、人生に夢を取り戻させてくれる作品です。

 といっても最初はけっこう厳しいんですね。時は1987年、舞台はイギリスの地方都市ルートン。パキスタン系の少年ジャベドが主人公です。高校に入学したばかりでして、友だちになれそうな人なんてほとんど見当たりません。それというのも住んでいる町ではパキスタン系の人に対する差別がひどく、パキ!なんて呼び捨てにされるくらい。ジャベドはイギリス生まれですけれど周りはイギリス人とは見てはくれません。

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