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本州一の面積を誇り、冬の積雪も多い岩手県。それだけに、長距離移動を支える靴が重宝されてきたのかもしれない。人口10万人当たりの靴屋の数が、岩手は日本一多い。
経済産業省の統計調査「経済センサス」によると、県内の靴・履物小売業の事業所数は162件(2014年現在)。人口10万人あたりに換算すると、全国平均8店の1・5倍に当たる12店となる。確かに、盛岡市の街中では、靴屋をあちこちに見かける。
同市の中心部、盛岡城跡の石垣のすぐそばにある創業80年以上の老舗「多田靴店」。店長の女性は「歩きやすい靴を求める気質が、岩手県民にはあるのでは」と推測する。
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