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東京オリンピック・パラリンピックの特設ページ「ALL FOR 2020 東京へともに歩む」では、五輪を目指すアスリートの情熱を紹介する「Passion」、彼らと共に歩み、そばで支える人たちを描く「Together」、さまざまな分野で活躍する人たちに大会への思いを聞く「東京・わたし」などを展開します。

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延期で揺れる心 知的障害者競泳・中島啓智 仕事からリズム作る

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競泳の日本知的障害者選手権の男子200メートルバタフライで世界新記録を樹立した中島啓智=横浜市都筑区の横浜国際プールで2019年6月9日、丸山博撮影
競泳の日本知的障害者選手権の男子200メートルバタフライで世界新記録を樹立した中島啓智=横浜市都筑区の横浜国際プールで2019年6月9日、丸山博撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京パラリンピックが1年延期となり、選手は心身の再調整に苦心している。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックの競泳(知的障害)で銅メダルを獲得した21歳の中島啓智(けいち)=あいおいニッセイ同和損保=は「先行きが不透明で不安感はある」と率直な思いを口にしながら、「東京パラリンピックに向かって突き進む」と意欲を見せる。2大会連続の表彰台へ向け、揺れる心のコントロールに挑んでいる。

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