新型コロナ 県内に緊急事態宣言 「谷瀬のつり橋」全面通行止め 県外観光客増加、村民の命を優先 十津川 /奈良

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全面通行止めになった谷瀬のつり橋=奈良県十津川村で、萱原健一撮影
全面通行止めになった谷瀬のつり橋=奈良県十津川村で、萱原健一撮影

「空中の村」も休業

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に広がった16日、十津川村は日本有数の長さを誇る「谷瀬のつり橋」の全面通行止めを決めた。外出自粛要請後も都市部から観光に訪れる人が絶えなかったためだ。既に公衆浴場やレジャー施設などの営業も休止している。高齢者が多い村内でのクラスター発生に強い危機感を持つ村は、今は観光より「村民の命」を優先する。【萱原健一】

 つり橋の通行止めは5月6日までだが、延長もあり得る。村によると、今月4日の土曜、つり橋を渡ったのは588人。2019年度の土曜の平均576人を上回った。1週間後の11日も大阪などで緊急事態宣言が出ていたにもかかわらず、582人が訪れた。平日の16日も、大阪や和歌山、姫路など県外ナンバーの車がよく見られたという。

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