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「戦後最大の試練」前に問われるEUの連帯 欧州感染確認から3カ月

欧州連合(EU)本部の前ではためくEU旗=2019年10月、AP

 新型コロナウイルスの感染者が、欧州で初めて確認されてから24日で3カ月になる。域内の死者は世界の約3分の2を占め、大部分の国で外出制限が続き、経済はまひ状態に陥っている。危機対応の初動でつまずいた欧州連合(EU)は「戦後最大の試練」(メルケル独首相)を前に改めて連帯の精神が試されている。

 「当初イタリアが最も助けを必要としていた時に何もできなかった。心から謝罪する」。フォンデアライエン欧州委員長は16日、リモート開催でほぼ無人の欧州議会で演説し、EU加盟国で最大の被害が出ているイタリアに陳謝した。

 欧州初の感染報告はフランスだった。1月24日、中国からの帰国者と旅行者の感染が、南西部ボルドーと首都パリでそれぞれ確認された。イタリアでは同月30日、新型ウイルス流行の起点となった中国・武漢から来た中国人旅行者の感染が分かり、翌31日にEUで初めて緊急事態を宣言。2月下旬からの北部を中心とした患者の急増に医療態勢が追いつかない状態が続き、死者は2万4000人を超えた。

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