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「ここまでひどいとは…」タクシーも姿消し、光も音も消えゆく夜の銀座

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京都が要請した外出自粛のため、金曜の夜にもかかわらず人出が少ない銀座。客を待つタクシーが乗り場に長い列を作っていた=東京都中央区で2020年4月3日午後11時4分、宮間俊樹撮影
新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京都が要請した外出自粛のため、金曜の夜にもかかわらず人出が少ない銀座。客を待つタクシーが乗り場に長い列を作っていた=東京都中央区で2020年4月3日午後11時4分、宮間俊樹撮影

 新型コロナウイルスの感染者増加に伴い発令された緊急事態宣言。粋で華やかな世界に引き寄せられ集まる人々を魅了してきた日本有数の繁華街、東京・銀座にも大きな影を落としている。都が週末の外出自粛を要請した3月下旬から、徐々に光も音も消えゆく銀座の夜を歩いた。

 3月27日。年度末で街がにぎわうはずの金曜午後9時。都が翌日から週末の外出自粛を求め、多くの店で「週末臨時休業」の紙が張られた。道行く人もいつもより少ない。それでもブランド店や高級クラブが軒を連ねる並木通りには高級外車が並び、間を縫うように次々と空車のタクシーが低速で流していく。裏通りではホステスの誕生日を祝うコチョウランが並び、客引きの「お兄さん、一杯いかがですか」の声。まだ普段の銀座の夜に見えた。

 不要不急の外出自粛要請から1週間が過ぎた4月3日。都が3月末に夜間の外出自粛を強く呼びかけ、前の週よりも更に人が少ない。午後10時前、優良タクシー乗り場に、おびただしい数の「空車」の列ができていた。銀座7丁目の乗り場から4丁目の交差点を挟んで1丁目付近まで、中央通り沿いにほぼ街をすっぽり覆うほどの車列。待機していた運転手に聞くと、六本木や歌舞伎町などの繁華街も人がおらず、「銀座ならなんとかなるか…

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