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「島に来ないで」伊豆・小笠原諸島 医療体制脆弱で高齢者も多く「ウイルス持ち込まれたくない」

島しょ部へのウイルス上陸を防ぐため、竹芝旅客ターミナルでは、乗船客の検温が徹底されている=東京都港区で2020年4月11日午前8時43分、斎川瞳撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染者ゼロを死守する東京都の島しょ部9町村(伊豆・小笠原諸島)は、観光シーズンの到来を控え、来島の自粛を呼びかけている。医療体制が脆弱(ぜいじゃく)で、島内で治療できない上に、重篤化のリスクが高い高齢者が多いからだ。島民は「観光客を介してウイルスが持ち込まれたら、島の存続も危うい」と危機感を募らせている。

 「感染者が発生した場合、医療崩壊に直結することが危惧されます。不要不急の来島の自粛をお願いする」。都心の南約300キロに浮かぶ八丈町(八丈島)のホームページには、こんな呼びかけが出されている。4月上旬、島しょ部の9町村は一斉に同様の声明を出した。

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