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4・20 東京・台東の診療所 患者と距離感、ため息

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スタッフの手を借り防護服を着用する蔵前協立診療所の原田文植所長(右)=東京都台東区で2020年4月20日午前8時59分、玉城達郎撮影
スタッフの手を借り防護服を着用する蔵前協立診療所の原田文植所長(右)=東京都台東区で2020年4月20日午前8時59分、玉城達郎撮影

 4月20日午後3時半、東京都台東区の蔵前協立診療所にはせきなどの症状を訴える70代の女性患者が訪れた。既に平熱に戻っていたが、2日前に38度の熱が出たという。原田文植(ふみうえ)医師(48)は「新型コロナウイルスかもしれない」と考え、念のためレントゲン撮影もしたが、コロナでないと診断した。

 診療所ではPCR検査はできず、感染の疑いがあれば、保健所へ連絡し、大規模な病院へ送る必要がある。結局この日は、感染が疑われる患者の来所はなく、ほっと胸をなでおろした。

 都内の感染者は19日で3000人を超え、コロナの影は診療所にも忍び寄る。17日には、院内感染があった都内の病院に別の病気で入院していたという80代男性から電話があった。退院前のPCR検査は陰性だが、「退院後にせきが止まらず息苦しい」と話す。診療所でレントゲンを撮ると両肺に影が写っており、すぐに病院に連絡。原田医師は「新型コロナに違いない」と振り返る。

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